安全側線>特集:山万訪問記

07年8月24日、山万ユーカリが丘線を訪問してきました。
いつからか、この路線にかなりの興味を持つようになり、関東へ行った際には乗ってみたいと思っていました。それがついに実現しました。
この路線の持つ面白さ、深さを皆さんにも知ってもらおうとこんなページを作りました。
都会に住む関西人による勝手な感想盛りだくさんですが、苦情は一切受け付けません。ご了承ください。
あと、車内や展望画像を多く含みますので、自分で行ってみよう!と思う人はここで見ないで、実際に言って生で見ることをおすすめします。

山万ユーカリが丘線って何?って方はこちら(Wikipedia)をご一読ください。
ということで、こちらではシステムの詳細は記載しないことにします。


山万に乗りに行こう!

山万ユーカリが丘線は京成電鉄本線、ユーカリが丘駅が唯一の乗換駅となります。
ユーカリが丘駅は普通・急行・快速・エア快・通特が停車し、特急以上の種別は通過となります。
いずれの優等種別もこの付近は各停となっており、遠くからだとアクセスに時間がかかりますね。

私は行きは幕張本郷→京成津田沼→ユーカリが丘(310円)で、帰りはユーカリが丘→日暮里(510円)でした。
津田沼⇔ユーカリが丘の各停区間が長かったです・・・

私の乗った列車、ユーカリが丘で山万の乗り換え案内が無かったり・・・可哀想・・・

ユーカリが丘駅ではほんのちょっとだけ歩きます。乗り換えとしては近くも遠くも無い距離でしょうか。


山万に乗ってみよう!

運賃は一律200円・子供半額です。
通常乗車券の他に、定期券と回数券、一日乗車券があります。

列車本数ですが、データイムは20分間隔の1時間3本運転となります。
本数が一番多いのが7時台で、7分間隔になります。
ほぼ全列車、永遠に回って折り返しし続ける運用ですが、朝夕ラッシュ後に各1本、車庫のある女子大までの入庫運用があります。
ラッシュ時には2編成体制のようです。交換可能駅は公園駅のみです。

ということで、ここからはユーカリが丘駅からの乗車記です。写真いっぱい。

200円切符を買い、自動改札を通ってホームへ上がります。


立体駐車場かと思いました・・・ なんて殺風景。
ニュータウン構想があるのに点字ブロックなんていらないようです。 あ、もちろんホームへは階段だけでしたよ。


奥にある階段が改札と繋がってます。左には待合室も見えますが、コノ時期にクーラーついてませんでした。


駅名板、どこの階段にでもある非常時経路の光るアレかと思いました。


駅前は栄えている・・・ように見えます。ここはまだ京成があるので大丈夫でしょう。


山万の軌道、こんなんです。ゴムタイヤ。


いろいろ撮ってたらやってきました。 電光掲示板も接近放送無いからいつ来るかわかりません。
結局発車4分前の入線。4分折り返しのようです・・・
順光だーとか思ってたらコノ形状に太陽反射されましたorz
この日の日中運用はこあら2号でした。


早速乗車、まず気になる運転台を拝見・・・なかなかマトモというか、かっこいいです。
ビックリしたのが 力行4段 ブレーキ7段・・・ こういう路線って大抵力行3段・ブレーキ5段ぐらいじゃないんですか?


車内を見てみます。なぜか窓全開。 手前の茶色モケットが優先座席です。

さて、4分折り返しは早いもので、9:46の発車時刻となりました。 乗客は3両編成で5人ぐらいでした。
一方通行故に、ユーカリが丘に着いても降りない方が何人かいました。


山万が動き出しました!


発車ベルはありました。
車内放送ですが、女性車掌が乗ってるのかと思えるようなモノです。
ユーカリが丘を出てS字にカーブし、少ししたら地区センターに着きます。
ここで高層マンションとかは無くなり、いきなり住宅地になります。


ここは駅間近いです。公園に到着です。
ホントに公園がありました。そんなにデカく無かった気もしますが・・・
ラッシュ時の交換駅でもあり、女子大方面と井野方面の分岐駅でもあります。もっとも、一方通行なんで井野方面への電車はありません。


急カーブします。 ちなみに、展望はかなり悪いです。こんな画像撮るのも必死。


で、下り勾配(高架)→平坦(地平)→上り勾配(高架)とか、意味分かりません。
ちょっとしたジェットコースターのよう・・・


で、車庫のある女子大駅に到着です。ということで一旦降ります。


山万を降りてみよう!


ホームよりユーカリが丘方面を望む。 超☆田んぼです。ローカル。
無人駅です。自動改札を通って出ます。


駅舎はこんな感じ。セブンイレブンが隣にあって便利♪
というか、駅前がマンションの敷地だったりするようですが・・・


ちょっと歩いて車庫の横に到着。こあら1号が朝ラッシュ運用を終えて休んでました。


こあら3号は車庫の建物内で休んでました。


こあら3号の前に止まってたモーターカーです。

いろいろ撮影したり、セブンイレブン行ってたら次の列車の時間になりました。
で、ホームに戻って撮影したのがこのページのTOPの画像です。ちょっとお気に入りだったりします。


山万に乗って戻ります。

次の列車に乗って戻ります。もちろん同じ編成です。


急カーブを曲がってちょっと走ると、中学校駅につきます。
ココに限ったことじゃないですが、ホントにジェットコースターの駅みたいな感じです・・・


駅を出ると下ります。で、また上ります。高低差がすんごいです。
道路を潜るためでしょうか。 切り通しみたいなところをぐいぐい。


で、上りきったらトンネルが。 やはり周りは未開発。


トンネル入る前には警笛鳴らせの標識もあります。


トンネルを抜ければちょっと住宅地。まだまだ切り通しを進みます。
で、井野駅に到着です。山万では珍しい類の、地名が駅名になっている駅です。


駅を出たらカーブしつつ上り勾配を上ります。


かなり上ります。そのまま高架へ。 画像からわかるでしょうが、かなり上ってます。
そのままたぶん公園だと思われる敷地を走ります。


カーブを曲がって女子大方面線と合流します。公園駅です。


来たとこを戻りますので、地区センターは省略します。
S字カーブを曲がってユーカリが丘駅に到着します。 こうして見ると他の駅に比べると豪華なのがわかります。


ユーカリが丘に到着です。

これで訪問は終わりです。
時間がなかったのであまりゆっくりできませんでしたが、20分間隔の路線、イヤでもゆっくりできます。

まだまだ撮影した画像あります。全部載せるとまだまだあるので省略しました。
その画像たちもいつか公開してやりたいと思っておりますが、どうなるやら・・・


山万、どうでしたか?

以上、山万での展望画像などを交えたレポートでした。
新交通システムとしては他社とは比較にならないようなレベルです。
物好きにはたまらない路線かと思います。

やはり都心からも少し離れていて行きにくいなどリスクが多いですが、一度行ってみることをオススメします。
こんな路線ですので、撮影できる場所も多いです。
写真を撮るにも動画を撮るにも音を録るのにも、コレクションとして是非どうぞ。

そんな山万ユーカリが丘線、ただいま開業25周年記念としていろいろやってます。
車両には3編成それぞれ違うヘッドマークがついています。
駅でグッズも売ってます。ペーパークラフトの配布やスタンプも置いてます。
一番盛んな時期でしょう、行くなら今しかないです!

 

◆山万ユーカリが丘線サイト

◆山万株式会社サイト

 


 

TOPへ戻る

Copyright (C) 2003〜2007 安全側線 / All rights reserved.